海眼寺では『ポケモンGO』ご自由にどうぞ。

【追記3(2016年11月20日)】

ポケモントレーナー向け充電器の設置は終了しました

【追記2(2016年7月28日)】

海眼寺やポケモン充電器について、多くの反響をいただき大変恐縮しております。 またたくさんのメディア様からの問い合わせも頂戴し、そちらもできるだけ対応したいのですが、お盆をひかえ海眼寺は来週から一年でもっとも忙しい時期となりますので、メディア各位におかれましては何とぞその点ご理解ご高配いただきたいと存じます。こちらの「充電器設置後の状況や顛末」についてご高覧いただき、取材等の御検討頂ければと存じます。

【追記1(2016年7月24日)】

『ポケモンGO』フリー、というとポケモン禁止の意味になるそうなので、タイトルを言い換えました。ご指摘頂きありがとうございました。


【以下本文】

 久しぶりの更新ですが、本日はちょっと変わったお願いです。

 ニュース等でもご存じのとおり、本日(7月22日)から『ポケモンGO』という拡張現実型ゲームが公開され、早くも社会現象ともいうべき流行ぶりです。


 さて海眼寺はこのゲームのなかで「ジム」という設定がなされております。また周辺の寺社仏閣がほとんど「ポケストップ」になっています。まだ公開されて半日しか経っていませんが、何人かの方が『ポケモンGO』を興じに海眼寺にお見えになっています。


『ポケモンGO』に関しては、いわゆる「あるきスマホ」や私有地への無断侵入などが問題視されています。そしてすでにいくつかの公共施設や寺社仏閣では、境内での『ポケモンGO』を禁止したところもあるようです。


 海眼寺としても、当然ながら参拝の方や周辺にお住いの皆さんへの迷惑となるような事態が起きないか憂慮する部分もあります。しかしどのような動機であれ、せっかくお寺にお見えになっていらっしゃるわけですから、一概にご遠慮願うというのも住職個人としては腑に落ちません。


 ちょうど夏休みも始まり、お子さまが街にあふれる季節です。スマホ片手に『ポケモンGO』に興じるお子さまが増えることは、これほどの社会現象となれば致し方のないところもあります。「お寺がゲーム遊びを扇動している」という意見もあるでしょうし、このブームのすべてを肯定するわけでもありませんが、世相というものに目を向けることもまた一興です。

 さしあたりクルマも入ってこない海眼寺の境内をご提供することで、そのようなお子さまの安全が少しでも確保できるなら、そしてそのうちの何人かが仏さまに手を合わせてくれるなら、と勝手ながら願っています。

 というわけで、海眼寺の境内ではご自由にバトルもポケモンゲットもしていただいて結構です。7月24日午後以降から充電設備(micro usb×2ケ所、ライトニングケーブル×2ケ所)を提供する予定です。境内の水道で自由に給水もしてください。屋外トイレも自由にお使いください。


 なお当初wi-fiの開放も検討しましたが、それは取り止めとさせていただきました。あしからずご了承ください。




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