醍醐寺様の開山忌でした
先日は、同じ福知山の醍醐寺様の開山忌に参りました。
開山忌とは、そのお寺を作ったお坊さんの祥月命日のことです。禅宗のお寺では開山忌はもっとも重要な行事のひとつで厳粛な法要が営まれますので、馳せ参じないわけにはいきません。
なぜなら海眼寺を作ったお坊さんは醍醐寺の八代目の方。ですので、醍醐寺様は海眼寺にとって親分のようなお寺なのです。
こちらは本日の主役、醍醐寺を作った三光国師さまの肖像画(頂相)です。
醍醐寺の他にも中の養泉寺様や、今はもうありませんが大阪・堺の大雄寺なども三光国師さまの建てたお寺です。大雄寺は別名「浜寺」と呼ばれ、今でもその地名が残っています。
この頂相も非常に緻密に描かれた貴重なものです。賛がないのでわかりませんが、おそらく室町時代の画です。
0コメント